まねき屋の張子blog

まねき屋の張子作業に関するblogです
ぼちぼちと更新して行きます
<< July 2010 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

テキヤの実際 その2

祭りに露店を出すには申し込みをしなければなりません。

祭りの数日前に、現場に申し込み受付場所が作られます。
その祭りを取り仕切っている「組」の人が
長机を出して申込用紙を書き込む場所を設置するのです。
何日前にそれが作られるかは、祭りによって違います。
数日前の事もあれば、何週間も前の場合もあります。

朝、申し込みをする人達が三々五々集まって来ます。
そして口々に「この間はすんませんでした」と挨拶しています。
最近、その人が仕切っている祭りに出店させて貰ったのでしょう。

受付は10時に始まります。
とは言え、10時丁度に始まる事はあまりありません。
何故か10時半前の事が多い様です。
因みに、11時半過ぎには受付の締め切りになります。

そこで担当者に申込用紙を貰います。
出店一店舗につき1枚、何枚欲しいかを担当者に言うのですが
「1枚、2枚」とは言いません。
業界用語では「1本、2本」と数えます。
なので「1本お願いします」と言うと届出用紙を1枚くれるのです。

その届出用紙に取り扱う商品の種類と氏名を2箇所に書きます。
生年月日、住所、電話番号、所属支部名を書く欄もありますが
基本的に書かなくても大丈夫な様です。
また別の一覧表の様な用紙に同じ内容を書きますが
そちらには商品種類、住所氏名、電話番号、生年月日、電話番号を
全て書かなければなりません。
更に車のナンバーを書く欄もありますが、それは任意です。

取り扱い商品は「くじびき」は「ジク」、「植木」は「ハボク」、
「天津甘栗」は「タンバ」等、符丁で書きます。
符丁は地域によって内容が違うかも知れません。
「ジク」は全国共通でしょうが
「タンバ」は栗の山地、丹波地方を語源としているので
関西限定かも知れませんね。
当方の場合は、他に張子を売っている人が居らず
符丁がありませんので「張子」とそのまま書いています。

届出用紙と共に組合員証のコピー、出店料を添えて提出します。
出店料は祭りによって違います。
祭りの規模、期間によっても違いますが
宵宮、本宮の2日間の祭りの場合、
1万5000円くらいが多いでしょうか。
因みに、出店料の事を業界用語で「チャクトウ」と言います。

祭りによっては、その地域の人が
その祭りにだけ出店する、と言うものもあります。
その人は、他の祭りには出店しないので
組合には加盟していません。
その場合は「臨時組合員証」を発行して貰わなければなりません。
出店料の他に、「臨時組合員費」が必要になります。


用紙を受け取ると、記入された氏名と取扱商品を
担当の人が読み上げます。
すると、別の人が、前年の出店状況を記した地図を見て
ちゃんと前年も出店した人がどうかをチェックします。
画用紙を何枚も貼り繋げて、道路のどの場所に
どんな内容の店を誰が出したか、が
詳細に手書きされた物を毎年作って管理しているのです。
その地図の事を「手板(ていた)」と言います。

前年に出店実績の無い人は其処で弾かれます。
基本的に新規の人は受け付けない事になっているのです。
新規で出店したい場合は、所属支部を通じて
予め話を通して置かなければなりません。
出店の場所と言うのは
出店する人(組)と、場所を仕切っている人(組)との
力関係で決まりますので
いきなり申し込みに来て
急に場所を貰う事は出来無いのです。

露店商は誰もが良い場所で出店をしたいと思っています。
メインの参道、本堂や社殿の前等の
人通りの多い、良い場所の事を
「本土場(ほんどば)」と言います。
本土場は組の幹部クラスの人が取ります。
それに対して、人通りの少ない、悪い場所の事を
「ガリショバ」と言います。

とは言え、場所を仕切っている組の人が
本土場を独占している訳ではありません。
そんな事をしたら、別の場所で出店をする時に
相手にして貰えなくなりますので
別の組の人から文句が出ない様に、
上手く配分を考えます。

売り物の内容によって出店をする場所はある程度決まって来ます。
例えば、植木や陶器、荒物、最近は滅多に見ませんが見世物小屋等は
出店地域の辺縁部に配置されます。
また、同じネタが隣り合わない様にもしなければなりません。
様々な店種を重ならない様に考え、
更に組の力関係も勘案して出店を配置し、
祭り全体をデザインしなければなりません。
それが、其処を仕切っている組の
腕の見せ所にもなります。

そうやって配置された出店の場所は既得権となりますので
何か特別な理由が無い限り翌年以降も引き継がれます。
そう言う意味でも、新規の出店が簡単に出来無い様になっています。
因みに、当方の様に「素人」の立場だと
基本的に隅っこに追いやられますw


さて、手板のチェックを無事通過すると、
係りの人から半券を返されます。
これで受付は終了です。
祭りの当日、実際の出店の準備をする事になります。



(続く筈……)


 
よろしければ本家サイトの の方へも
お越し下さいませ(^−^)/

にほんブログ村 雑貨ブログ 和雑貨へにほんブログ村 美術ブログ 工芸へ人気blogランキングへ



四方山話 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する |

テキヤの実際 その1

 当方は祭りでの出店をメインの活動にしています。
其処で、露店を出すに当たっての実際の話を
何回かにわたって書いてみようと思います。

不定期連載ですが、お読み頂けましたら嬉しく思います。
また、内幕を記述する事によって何か不都合が生じた場合は
イキナリ削除するかも知れませんので
その時はお許し下さいませ(^−^;)





祭りに露店を出す為には露店商組合に加盟しなければなりません。
露店は公道を占有する為に、警察の道路使用許可が必要になります。
私道や私有地の場合は所有者に許可を得なければなりません。
露店の後ろ側に当たる家等にも挨拶が必要です。
また、自前の発電機を持ち込む場合は別ですが
電気を使う場合には電線を引かなければなりません。
つまり、露店は勝手に出店する事が出来無いのです
(商店が軒先に広げる様な物は除く)。
その手続き等を纏めてやってくれるのが露店商組合です。

露店商組合は地域によって担当区域が決まっています。
所謂「縄張り」で、それを業界用語で「庭場(ニワバ)」と言います。
庭場内の祭りは、全てその地域の担当の露店商組合が仕切っています
(行政やコミュニティ主催の市民祭り等は除く)。

露店商組合は「組」が運営しています。
「組」とは言っても暴力団ではありません。
簡単に言えば、

 暴力団・・・・・非合法(またはスレスレ)な方法で利益を得ている
 露店商・・・・・露店と言う合法的な販売行為で利益を得ている

と言う違いがあります。
見た目はそっくりかも知れませんが(←オイ)
全く別の世界の人間です。
先にも書いた様に、露店の出店をするには
警察の許可が必要不可欠です。
露店商の「組」は警察と協力関係にあります。
その為、露店商組合には暴力団は居ません。
以前は露店商組合に暴力団員も紛れ込んでいましたが
1992年の暴対法施行によって排除されました。
とは言え、グレーゾーンの人は現在も少なからず居るのですが……(^ω^;)
(↑ドラッグで反転させてお読み下さいw)


で、組合は「組」が運営していますが、
組合員全てが「組員」な訳ではありません。
当方の様に、「組」に所属していない、
「素人」の立場の組合員も多数居ます。
露店商組合には基本的に誰でも加入出来ますが
加入する為には、
組合の理事、副理事等の担当者の面接が必要です。
因みに、組合の役職者は「組員」です。

当方の場合、その担当者に辿り着くまでが中々に大変でした。
最初に聞いた連絡先に電話をすると
「その件は××に聞いてくれ」と電話番号を教えられ
その人に掛けると「あ、その件は△△へ聞いてくれ」、
その人に掛けると「あ、その件は☆☆へ聞いてくれ」と
散々あちこちにタライ回しをされました。
そうやって敷居を高くしているのかも知れませんね……

面接の際には何の商売をしたいか、を聞かれます。
誰でも加入出来るとは言え、
組員の「商売敵」が増えては困ります。
希望の取り扱い品目が、自分達の物と被る場合は
別のネタを勧められるか、
または、出店出来る場所の調整を受ける事になるのでしょうが
露店で張子を売る人は全国でもそんなに居ませんし
その庭場には勿論居ませんでしたので
当方の場合はその心配はありませんでした。
また、普通なら屋台を含め、
出店道具の斡旋を受ける事が必要なのですが
その点も当方は自作の物がありましたので
必要ありませんでした。
面接はすんなり終了しました。
晴れて「組合員」になり、出店が可能になったのです。

組合員には組合員証が発行されます。
有効期限は1年。
毎年3月に更新されます。
その度に年間の組合員費を納めなければなりません。
でも、その組合員証があれば、全国何処の祭りにでも
基本的に出店が可能なのです。

(続く筈……)


 
よろしければ本家サイトの の方へも
お越し下さいませ(^−^)/

にほんブログ村 雑貨ブログ 和雑貨へにほんブログ村 美術ブログ 工芸へ人気blogランキングへ
四方山話 | permalink | comments(2) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する |

カートの入れ替え

当方の本サイト「張子 まねき屋」では
張り子の紹介だけでは無く
通販もやっています。

その通販コーナーで代金の合計表示に関しては
とある会社のカートシステム ↓

       
を借りていたのですが
この3月でそのサービスが終わってしまいました。
そのため、新たなカートシステムの導入が必要となり
別の会社のシステムを導入する事になりました。
それには現在あるカート部分を
そっくり入れ替えなければなりません。

カートシステムのレンタルや
販売をしているサイトは幾つもあります。
でも、それの多くは商品ページとセットになっている物が多く
当方の様にカートだけ借りたい立場の者には
向いていないのが多いのですね。

当方のサイトではカード決済の対応はしていませんし
会員番号による顧客管理もしていません。
いえ、番号システムによる顧客管理が必要な程
バカスカ売れる物ではありませんもんで……(-_-;)

で、そうなると、シンプルな機能のカートが必要なのですね。 
そう言うシンプルなカートを提供しているサイトは
それ程多くはありません。

その中でも色々比較検討した結果、
当方向きなカートシステムを見付けました。
フリーカートでありながら
カスタマイズは自由、と言う太っ腹な会社、
アングラーズネットさんです(→こちら)。

で、早速ダウンロードしたのですが
カスタマイズするには、
当然、使用しているHTMLとJavascriptの
それなりの知識が必要です。
自分が変更したい部分を操作するには
何処をどうすれば良いのか、を理解するのに
結構日数を要してしまいました。
そして何とかカスタマイズをし、
システムの入れ替えがやっと終了しました。

前回は「かごに入れる」だったのですが
折角入れ替えるのですから
ちょっとは変化をさせよう、と言う事で
今回は「カートに入れる」にしましたw
       

商品の種類数の分だけカートを使っていましたので
それを全て入れ替えなければなりませんでした。
カート部分の入れ替えのついでに
サイトを構成しているHTMLソース内の
構文の整理も行ったので
何だかんだで3週間程掛かってしまいました。

かなり大規模な改変作業だったのにも関わらず
内部的な問題の作業な為に
改修後のサイトのレイアウトや見た目に
殆ど変化が無いのが、ちょっと残念です……


 
その成果をご覧頂く為にも
よろしければ本家サイトの の方へ
お越し下さいませ(^−^)/

にほんブログ村 雑貨ブログ 和雑貨へにほんブログ村 美術ブログ 工芸へ人気blogランキングへ

お知らせ | permalink | comments(2) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する |

ぼちぼちと

かなりご無沙汰してしましいました。

年末年始の大きな山を越えまして
今はぼちぼちと仕事をしています。

年末年始はどうしても
干支の物が作業の中心になる為に
その以外の物の在庫が薄くなってしまいます。

なので、今の時期は、それ以外の物を中心に作っています。
因みに、この間仕上げたのは七福神の恵比寿と大黒です。

残りの福神もこれから作業します。

去年は出来無かった新商品も
今年は何か考えたいなぁ……

 
よろしければ本家サイトの の方へも
お越し下さいませ(^−^)/

にほんブログ村 雑貨ブログ 和雑貨へにほんブログ村 美術ブログ 工芸へ人気blogランキングへ
彩色等 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する |

更に宣伝

こっそり宣伝です。

当方の張子がNHK-BSのプレマップで
干支のキャラクターとして使用されています。



干支がミニコント風に会話をしていますw

よろしければご覧下さいませ。

m( _ _ )m


<放送日>
NHK−BShi
12/30 07:55
      23:25
12/31 20:55

BS1
12/28 03:40
      11:50 
12/30 04:50  
      08:50
      11:50

BS2
12/27 05:25
      12:10
12/28 06:25
      23:55
12/29 23:50


よろしければ本家サイトの の方へも
お越し下さいませ(^−^)/

にほんブログ村 雑貨ブログ 和雑貨へにほんブログ村 美術ブログ 工芸へ人気blogランキングへ

お知らせ | permalink | comments(2) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する |