まねき屋の張子blog

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テキヤの実際 その1

 当方は祭りでの出店をメインの活動にしています。
其処で、露店を出すに当たっての実際の話を
何回かにわたって書いてみようと思います。

不定期連載ですが、お読み頂けましたら嬉しく思います。
また、内幕を記述する事によって何か不都合が生じた場合は
イキナリ削除するかも知れませんので
その時はお許し下さいませ(^−^;)





祭りに露店を出す為には露店商組合に加盟しなければなりません。
露店は公道を占有する為に、警察の道路使用許可が必要になります。
私道や私有地の場合は所有者に許可を得なければなりません。
露店の後ろ側に当たる家等にも挨拶が必要です。
また、自前の発電機を持ち込む場合は別ですが
電気を使う場合には電線を引かなければなりません。
つまり、露店は勝手に出店する事が出来無いのです
(商店が軒先に広げる様な物は除く)。
その手続き等を纏めてやってくれるのが露店商組合です。

露店商組合は地域によって担当区域が決まっています。
所謂「縄張り」で、それを業界用語で「庭場(ニワバ)」と言います。
庭場内の祭りは、全てその地域の担当の露店商組合が仕切っています
(行政やコミュニティ主催の市民祭り等は除く)。

露店商組合は「組」が運営しています。
「組」とは言っても暴力団ではありません。
簡単に言えば、

 暴力団・・・・・非合法(またはスレスレ)な方法で利益を得ている
 露店商・・・・・露店と言う合法的な販売行為で利益を得ている

と言う違いがあります。
見た目はそっくりかも知れませんが(←オイ)
全く別の世界の人間です。
先にも書いた様に、露店の出店をするには
警察の許可が必要不可欠です。
露店商の「組」は警察と協力関係にあります。
その為、露店商組合には暴力団は居ません。
以前は露店商組合に暴力団員も紛れ込んでいましたが
1992年の暴対法施行によって排除されました。
とは言え、グレーゾーンの人は現在も少なからず居るのですが……(^ω^;)
(↑ドラッグで反転させてお読み下さいw)


で、組合は「組」が運営していますが、
組合員全てが「組員」な訳ではありません。
当方の様に、「組」に所属していない、
「素人」の立場の組合員も多数居ます。
露店商組合には基本的に誰でも加入出来ますが
加入する為には、
組合の理事、副理事等の担当者の面接が必要です。
因みに、組合の役職者は「組員」です。

当方の場合、その担当者に辿り着くまでが中々に大変でした。
最初に聞いた連絡先に電話をすると
「その件は××に聞いてくれ」と電話番号を教えられ
その人に掛けると「あ、その件は△△へ聞いてくれ」、
その人に掛けると「あ、その件は☆☆へ聞いてくれ」と
散々あちこちにタライ回しをされました。
そうやって敷居を高くしているのかも知れませんね……

面接の際には何の商売をしたいか、を聞かれます。
誰でも加入出来るとは言え、
組員の「商売敵」が増えては困ります。
希望の取り扱い品目が、自分達の物と被る場合は
別のネタを勧められるか、
または、出店出来る場所の調整を受ける事になるのでしょうが
露店で張子を売る人は全国でもそんなに居ませんし
その庭場には勿論居ませんでしたので
当方の場合はその心配はありませんでした。
また、普通なら屋台を含め、
出店道具の斡旋を受ける事が必要なのですが
その点も当方は自作の物がありましたので
必要ありませんでした。
面接はすんなり終了しました。
晴れて「組合員」になり、出店が可能になったのです。

組合員には組合員証が発行されます。
有効期限は1年。
毎年3月に更新されます。
その度に年間の組合員費を納めなければなりません。
でも、その組合員証があれば、全国何処の祭りにでも
基本的に出店が可能なのです。

(続く筈……)


 
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この記事に対するコメント

ヤーイ、クミインw (・∀・)

って、商売にはいろいろあるんですね……

きのこ堂 | 2010/05/15 8:13 AM

>>きのこ堂さん
組員じゃないっっ!!

(`皿´#)ノキィーーーッ!


どの商売でもそうでしょうが、本当の裏話は書けませんw
まねき屋 | 2010/05/16 6:56 PM
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